歯内治療 その3
歯内治療は、根管治療と呼ばれる場合もあります。
根管治療(歯内治療)は、一般的には「神経の治療」だとか「根の治療」と説明されます。
根管治療は「歯科治療の基本」と言える治療ですが、
実は、最も面倒な治療のひとつです。
根管治療が難しい理由は、歯の中の神経は迷路のようになっていたり、
詰まっていたりするからです。
そのため、根管治療は手間と時間をかけて、
丁寧にやるべき治療だと言えます。
治療の丁寧さが、治療の予後を大きく左右します。
「そこそこの治療」でも、すぐには問題は起きてきませんが、
15分~20分程度の時間で、キッチリした治療をするのは難しく、
数年後、痛みが再発することが多いのが現状です。
(九州歯科大学の調査では、再治療の52%が根管治療だったそうです)
根管治療は、家の建築工事に喩えると「基礎工事」に相当します。
もし、この基礎工事に不備があったとしたら、すべて台無しになりかねません。
根元に違和感がある場合は、ご相談下さい。
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