マイクロスコープ その2 ~ウッズ歯科クリニックのこだわり
こんにちは、ウッズ歯科クリニック院長の近森です。
久々の更新です。
今回は、マイクロスコープについてのお話の続きです。
現代の医療では視野を拡大するのが当然のように行われています。
脳外科は言うにおよばず,眼科や耳鼻科では手術用実体顕微鏡の使用において既に30年以上の歴史があります。
その様な状況の中で最も精密さが要求される歯科でも、ようやく1990年代にようやく実用に供されるようになりました。
しかしながら,やはり日本ではまだほとんど普及していないのが実状です。
その理由として健康保険制度では視野拡大の概念について考慮すらされておらず,アメリカなどでは必修科目になっているにもかかわらず、
日本の大学では正規・卒後教育のメニューにもありません。
ですから裸眼による治療品質が相応であるとされ,また,視野拡大による精度の向上が医療政策のコストに折り合わないためと考えられます。これも医療費削減政策の負の側面といえるでしょう。
当クリニックでは歯科用の手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて、
・診断,歯周病の手術,
・歯内治療(歯の神経や根の治療),
・補綴(歯の冠や詰め物の製作)を行っております。
自由診療においては全ての分野に最大限に応用し,現実的な成果をあげております。
特に歯内治療においてはアメリカの大学院における専門医教育では修得が必須の義務として教育されている技術の一つですが,日本では未だ正規の教育課程にすら上がっていないと言うのが現状です。
特に、根管治療において、マイクロスコープは革命的といわれております。
詳しくはこちらをご覧下さい